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この前CD(ここでは敢えてアーティスト名は伏せておく)を聴いていて歌詞にハッとした

それはこんな歌詞だ



記憶を頼りに生きてる生物
期待も恐れも不安の産物
いっそ全てを忘れたならどうなるだろう?



正にこの世界の本質を鋭く言い当てているとは思わないか
みんなの日常を考えて欲しい
学校や職場などに毎日のように通う人
その場所を忘れたらどうなる?
いやその組織に属している事を忘れたらどうなる?
また友人の存在を忘れたらどうなる?
親の存在を忘れたらどうなる?

そう考えると私は怖くて堪らなくなった
この世の中に確かなモノなど何もないのだ
そう、明日を約束されているモノなんて何もない

それでも私たちは不確かなモノを積み重ねながら明日を生きていくのだろう

スタートするのはいつもここから